私は、神戸平成病院で管理栄養士としてお仕事をしています。

今回は当院の栄養課の取り組みについてご紹介させていただきたいと思います。

病院に入院をして、病気の治療やリハビリをするうえで、“食事”はとても大切な役割を担っています。

当院では、入院患者様の一人一人に担当の管理栄養士がつき、お食事を通じて患者様の栄養状態を管理させていただいております。

何らかの理由で、お食事が進まない患者様に対しては、週に１回多職種で集まり、

患者様の食事の内容やお薬の内容、リハビリメニュー、嚥下機能、口腔内状況、検査データ、患者様本人の嗜好等を確認し、

患者様の食欲不振の原因を様々な方面からアプローチを行う“ＮＳＴラウンド”という活動を行っています。

※ＮＳＴ =Nutrition Support Team(栄養サポートチーム)

参加メンバーは看護師、薬剤師、理学療法士、言語聴覚士、臨床検査技師、歯科衛生士、管理栄養士になります。

患者様によって食欲不振の理由は様々なので、原因を追及し、改善するのは簡単なことではありません。

しかし、一人でも多くの患者様が元気な姿で退院できるように、私たち栄養課職員は、お食事の面で全力でサポートさせていただきます。

入院患者様以外でも、外来にて栄養指導も行っておりますので、お食事のことでお困りの際はお気軽にご相談ください！